クリスチャン・クリエンが、今もHRTのレースシートを諦めていないと語った。HRTはビタントニオ・リウッツィをナレイン・カーティケヤンのチームメイトに起用する可能性が高いとみられている。

 バルセロナテストでリウッツィを走らせた後、HRTは、彼とのレースドライバー契約に向けて一歩前進したと認めた。しかし昨年後半HRTでレースに出場したクリエンは、2011年最後のレースシートを諦めてはいないと語った。

「僕のマネージャーは常にチームの上層部と連絡をとっている」とクリエンは自身のウェブサイト上のインタビューにおいて語った。
「言うまでもなく、僕はHRTで走りたい」

 チームの新車F111は今週のバルセロナテストでようやくデビューする見込みだが、このマシンによってHRTは前進するだろうとクリエンは考えている。
「チームは大きく前進し、何人かの人たちを驚かせることになると僕は信じている」
「ジェフ・ウィリスとチーフデザイナーのポール・ホワイトがいて、チームには競争力の高いレーシングマシンを作るやり方を心得ているエンジニアたちが働いている。僕はこのマシンの開発をもっと進めたい。彼らは効率という面については他のどのチームよりも優れているんだ」

 クリエンとリウッツィは2005年にレッドブル・レーシングでシートをシェアした間柄だ。そのふたりが今回シート争いをしていることは皮肉だとクリエンは言う。
「おかしなことだよね。レッドブルで僕らふたりは画期的な“シートシェアリング・モデル”のメンバーだった。でもトニオと僕は昔からずっといい友達なんだ。彼がHRTのテストに出た後も電話で話した」
「去年の夏、マドリードでのチャンピオンズリーグ決勝のチケットが余分に手に入ったんだ。それでトニオを招待したら、彼は喜んで来てくれた。誰がシートを獲得したとしても、互いに尊敬し合う、いい関係は変わらない」

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