オーストラリアGPでのダニエル・リカルド失格に関してレッドブルが不服申し立てを行ったが、15日、国際控訴裁判所はスチュワードが下した失格の裁定を支持するとの判決を下した。
オーストラリアGPでリカルドは2位表彰台を獲得したが、レッドブルに燃料流量の違反があったとみなされ失格の裁定を下された。
今年は燃料流量が100kg/hを超えることが許されていないが、リカルドのマシンは最大流量をコンスタントに超えていたとFIAから判断された。
レッドブルは、FIAが導入した流量計の精度に問題があり、自分たちのデータによると違反は犯していないと主張、失格裁定に対して不服申し立てを行った。
14日、国際控訴裁判所においてこれに関する審理が行われ、翌日の15日に判決が発表された。
FIAは声明の中で、事の経緯を説明した後、判決として以下のように記している。
「裁判所は、関係者の主張を聞き、彼らの提出文書を詳細に調査した後、2014年オーストラリアGPの結果からインフィニティ・レッドブル・レーシングのマシンNo.3を除外するというスチュワードの決定(No.56)を支持するという決定を下した」
「判決全文は今週末までに当ウエブサイト上に掲載する」