レッドブル・レーシングとスクーデリア・トロロッソの2010年リザーブドライバーに、ダニエル・リチャルドとブレンドン・ハートレーが起用されたことが発表された。
同い年20歳のふたりは共にレッドブル・ジュニアチーム・ヤングドライバープログラムの一員。オーストラリア出身のリチャルドは昨年のイギリスF3でタイトルを獲得している。ハートレーはニュージーランド出身で、2007年にはユーロカップ・フォーミュラ・ルノー2.0でタイトルを獲得、2008年にはイギリスF3、2009年にはユーロF3に参戦、一時レッドブルのテスト&リザーブドライバーも務めた。
12月の若手ドライバーテストで、ハートレーはトロロッソSTR4、リチャルドはレッドブルRB5をドライブ、リチャルドはトップタイムもマークしている。ふたりは今年テック1チームのチームメイト同士としてワールドシリーズbyルノー・シリーズに参戦する。
「すごくわくわくしている」とリチャルドはコメントしている。
「12月のテスト以来、ずっとメールを待っていたけど、来るかどうかは全く分からなかった。だからすごくほっとしたし、嬉しく思っている」
「F1デビューのためのいい足がかりとなるだろう。マシンに乗ることはないけれど、ブリーフィングに出席して、週末のドライバーの仕事をすることで、最適な形で学習を始めることができる。走らないとはいえ、すごくわくわくするよ。忙しくなるね」
「またレッドブルのF1入門プログラムの一員になれて嬉しい」とハートレー。
「レースの週末にサーキットにいられるのは素晴らしいことだ。レースに出るチャンスが来たときに準備万端整っているように、多くのことを学ぶことができる」