ロイズ・バンキング・グループのプライベートエクイティ部門が、新規F1チーム、マノーGPに出資したことを明らかにした。

 ロイズTSBデベロップメント・キャピタル(LDC)は、マノーに出資したことを発表した。同社の声明には金額は書かれていないものの、フィナンシャル・タイムズは、1,000万ポンドの投資であると伝えている。

 不況の中、ロイズは公的資金の注入を受けているものの、LDCは、今はF1チームへの投資に適した時期であると説明している。
「LDCは、今F1チームへの投資は非常に魅力的なものとなっていると確信している。統括団体FIAが、すでに十分魅力的であった産業が将来に向けてより一層実行可能となるよう行動を起こしたからだ。今年8月、新たにリソース・リストリクション・アグリーメント(RRA)にサインが行われ、コストを1990年代序盤のレベルに戻る取り組みがなされることとなった」

 マノーはリチャード・ブランソンのヴァージン・グループと契約し、ヴァージン・レーシングとして2010年にF1デビューを果たすことになっている。ドライバーとしてはすでにティモ・グロックとの契約を発表した。

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