前半戦の圧倒的なスピードに陰りの見え始めてきたブラウンGPだが、チームを率いるロス・ブラウンは未だスピードへの情熱を失っていないようだ。彼は今、スピード違反による運転免許証取り消しの危機に直面している。
ブラウンはモナコGPの行われた翌週に、イングランド南西部デヴォンの公道A30号線をおよそ100マイル(時速160km/h)で走行し、制限速度の70マイル(時速112km/h)を大幅に超えて走ったとされている。
BBCによると、54歳のブラウンは今週月曜にプリマスの裁判所から出頭要請があったにもかかわらず、次戦バレンシアおよびスパへの準備に追われ、これに応じることができなかった様子だ。なんとか出廷の期日は9月4日までの延期が認められたようだが、万が一これにも応じることが出来なかった場合、ブラウンは運転免許証を失う恐れがあるとみられている。
