メルセデスの2013年型マシンF1 W04のシェイクダウンを行ったニコ・ロズベルグが、いい感触を持ったと語った。
4日午前、新車発表に先立ち、ロズベルグはヘレスでマシンの初走行を行った。
「今朝はとてもいいスタートを切ることができた。すべてが予定どおりにいったよ」とロズベルグ。
「すべて好調ですぐにプッシュすることができた」
「マシンのバランスはよかったから、とてもいいスタートを切ることができたと言える。明日のテスト初日に本格的に走れるのを楽しみにしている」
「僕らは冬の間に大きな前進を遂げた。ファクトリーでの作業もより一層よくなったし、すべてが改善している」
一方、ロズベルグは、メルセデスが今シーズン初めに昨年序盤のような活躍ができるとは考えていないと語った。
2012年序盤、メルセデスは強力なパフォーマンスを見せ、第3戦中国GPでロズベルグは優勝を飾った。
しかしチームは次第にライバルたちに後れをとるようになり、最終的にはコンストラクターズ選手権5位でシーズンを終えている。
「自信は持っている。でも、今シーズンの開幕で去年のように僕らのマシンが最速の部類に入るかと聞かれると、そこまでの自信はない」とロズベルグは語っている。
「昨シーズンの終わりに(トップとの)差はとても大きかったから、まずはその差を縮めなければならない」
「それがシーズン序盤の僕らの一番の目標だ。その目標を達成できるという自信はある」
「開発ペースも大きく改善する必要がある。去年はシーズン中盤に失速したからね」