ウイリアムズのニコ・ロズベルグが、2010年の移籍先としてマクラーレンとBMWザウバーに興味を持っていることを明らかにした。
今季ロズベルグは、第3戦中国と続くバーレーン以外のすべてでポイントを獲得しており、前戦ドイツでは今季最高位となる4位でフィニッシュ、ドライバーズランキングでは7位につけ、来季の移籍先として興味を示しているマクラーレンとBMWザウバーのドライバーに対しリードを保っている。
ハンガリーGPを前にDPA通信のインタビューに応じたロズベルグは、「来季の選択としてマクラーレンとBMWザウバーは非常に興味深いオプションだ」とコメント。「もちろんウイリアムズもね。彼らはここ最近素晴らしい仕事ぶりを見せており、現状を維持することもオプションのひとつと考えているよ」
「ウイリアムズは、現在フェラーリと並んで3番目に力のあるチームであり、ポジションとしては悪くない。来季もウイリアムズに残留するという可能性はもちろんある」
移籍先とウワサされるマクラーレンは、2007年末のフェルナンド・アロンソ離脱に際し、ウイリアムズからロズベルグの契約を買い取ろうとした経緯がある。しかしこの時は、ロズベルグ自身が“チームハミルトン”に対する懸念からチーム入りを拒み、代わりというかたちでヘイキ・コバライネンが加入することとなった。