今季限りでウイリアムズを離れることを明らかにしたニコ・ロズベルグは、チームは80年代、90年代に見せたようなタイトルコンテンダーとしての強さがないと感じているという。
アブダビGPの週末にウイリアムズ離脱を明らかにしたロズベルグ。未だ移籍先は明らかにされていないものの、メルセデスエンジン搭載のマクラーレンもしくはブラウンへ加入することが濃厚だと言われている。
「まだ、将来のことは決まっていないよ」とイギリス、メトロ紙に語るロズベルグ。「ウイリアムズとは長いこと一緒にやってきて、お互いのことをよく理解し、尊敬をしていたから離れるのは辛い。でも、彼らがチャンピオンを争うクルマを造り上げるかについては疑問なんだ。いいクルマは造るだろうけど、いつでも行けるマシンとなると自信がない」。
「4強のマクラーレン、ブラウンGP、レッドブル、フェラーリがシリーズ全体を引っ張り、規則の変更に対してもそれほど影響を受けずにいられる。2010年はそのアドバンテージを伸ばすんじゃないかとみている」と言い、常にチームポテンシャルが安定していることを望み、それがチーム離脱の理由のひとつになっているようだ。