メルセデスGPのニコ・ロズベルグは、2012年の最初のテストにチームが参加しないことで、メルセデスGPの競争力が落ちるとは思っていないと語った。
2012年のメルセデスGPのニューマシン、W03に関してはチームが2月7日からスタートするヘレステストには参加しないと明らかにしている。しかしロズベルグは、チームの技術的アプローチが2011年まで続いた序盤戦の競争力不足を防ぐだろうと語る。
「チームが下した判断だし、僕は満足しているんだ。十分な開発を行うことと、十分なテストをこなすことの妥協点だと思うからね」とロズベルグ。
「チームはベストな妥協点を見出さなきゃいけない。そして、これが最高の道だと判断したんだ」
ロズベルグはまた、2011年シーズンの途中に組まれたジェフ・ウィリスとアルド・コスタの技術チームが、シーズン序盤の遅れを防いでくれるだろうと語る。
「今ファクトリーで行われている方法に自信を感じているよ。今年、マシンを走らせはじめることが遅れて開幕戦で満足いく結果が得られなかったとしても、すぐに次のレースはやってくるからね。ファクトリーは楽観しているんだ。チームはすごい進歩をみせるはずだ」