25日、F1第6戦モナコGPの公式予選がモンテカルロの市街地コースで行われ、メルセデスのニコ・ロズベルグがモナコでは初めてとなるポールポジションを獲得した。
クラッシュが続出し、最後は赤旗中断のなかセッション終了となったFP3から2時間。現地時間14時(日本時間21時)より公式予選が行われた。セッションは、直前に雨が降った影響で各車インターミディエイトタイヤでのスタートとなったものの、Q2終盤にはスーパーソフトタイヤも投入。ポールポジションを争うQ3には、レッドブル、メルセデス、マクラーレンの2台と、フェルナンド・アロンソ、キミ・ライコネン、エイドリアン・スーティル、ジャン-エリック・ベルニュの10台が進出した。
FP3でクラッシュを喫したフェリペ・マッサは、予選開始後もマシンの修復作業が続けられたがQ1出走は果たせなかった。一方、同じくFP3でクラッシュしたロメイン・グロージャンは、Q1終盤にコースへ出てQ2進出を果たしたものの、Q3に進むことはできなかった。
完全なドライコンディションとなり、Q2に引き続きスーパーソフトタイヤで争われたQ3では、レッドブルとメルセデスが序盤からタイムシートの上位を奪い合ったが、チェッカー直前のアタックでロズベルグが1分13秒876のタイムを出してポールポジションを獲得。その直前に1分13秒967を記録して一旦はトップに立ったハミルトンも、ポールポジションこそチームメイトに譲ったもののフロントロウに並んだ。
3番手にはセバスチャン・ベッテル、4番手にマーク・ウエーバーとレッドブル勢がセカンドロウに並び、5番手にライコネン、アロンソは6番手にとどまった。7番手以下はセルジオ・ペレス、スーティル、ジェンソン・バトンと続き、トロロッソのベルニュが10番手となった。
決勝レースは明日26日、現地時間14時(日本時間21時)より行われる。
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