ルノーに続きメルセデスGPにもピットでの危険なリリースがあったとして、FIAはチームに5万ドルの罰金を科した。ウイリアムズのピットクルーが暴走したタイヤと接触したようだ。
メルセデスは、15周目にピットインさせたニコ・ロズベルグを一旦は無事に発進させたが、ピットロードに出た直後にロズベルグのマシンから右リアタイヤが脱落してしまった。
英autosport.comによれば、脱落したそのタイヤはそのまま暴走してウイリアムズのピットクルーであるナイジェル・ホープに当たってしまったという。幸いにもホープは重傷を免れ、その後のピット作業に戻ることができたようだが、ロズベルグのほうはレース続行も叶わずリタイアを余儀なくされている。
FIAはこの一件に対してもルノーと同額の5万ドル(約432万円)をチームに罰金として科している。