2012年F1第3戦中国GPは現地時間14日(土)に上海インターナショナル・サーキットで公式予選が行われ、メルセデスのニコ・ロズベルグがキャリア初のポールポジションを獲得した。ザウバーの小林可夢偉はQ3で4番手に入り、決勝の3番グリッドを手に入れた。

 現地時間14時から行われた中国GPの予選はドライコンディションのもとでQ1、Q2が行われ、マクラーレン、メルセデス、ロータス、ザウバーの各2台とフェラーリのフェルナンド・アロンソ、レッドブルのマーク・ウエーバーという10台が最終のQ3へ進出。一方、ディフェンディングチャンピオンで中国GP4年連続のポールがかかっていた王者セバスチャン・ベッテルはQ2でまさかの11番手に終わってしまう。

 ベッテル不在のQ3では、予選を通して速さを見せていたメルセデスのロズベルグが最初のアタックで1分35秒121という圧巻のタイムでトップに立ち、ポールを確信して2回目のアタックを見送る余裕を見せる。すると、その自信どおり、2回目のアタックではロズベルグ、ルイス・ハミルトン、ミハエル・シューマッハーの3人のタイムを破る者は現れず、ロズベルグが参戦111戦目にしてF1初のポールポジションを獲得した。

 一方、今季初のQ3進出で波に乗るザウバーの可夢偉も2回目のアタックで暫定4番手につけていたキミ・ライコネンのタイムを上回る走りを披露。先にタイムを出していたチームメイトのセルジオ・ペレスをも上回り、予選自己ベストとなる4番手を獲得すると、ハミルトンのグリッド降格もあって、決勝は3番グリッドからスタートすることになった。

 5番手以下はライコネン、ジェンソン・バトン(マクラーレン)、ウエーバー、ペレス、フェルナンド・アロンソ(フェラーリ)、ロメイン・グロージャン(ロータス)の順。

 F1中国GP決勝は、現地時間15日(日)の15時(日本時間16時)にスタート。テレビでは、CS放送のフジテレビNEXTで15時50分から生中継。録画放送のBSフジでは、15日の23時から(〜24時50分)放送される。

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