MotoGPの世界チャンピオン、バレンティーノ・ロッシが、今後2年のうちにF1に転向し、フェラーリF1の3台目のマシンをドライブするとのウワサを打ち消した。

 先週末アッセンで通算100勝目を挙げたロッシは、過去にフェラーリで何度かテストを行っており、さらにフェラーリ会長のルカ・ディ・モンテゼモロが2011年からF1でメーカー系チームが3台のマシンを走らせるとの案を口にしたことが、今回のウワサにつながった。しかしロッシは、転向に関する本格的な話し合いは行われていないと述べた。

 いったんは「それは嬉しいね。2011年にそうなる可能性はあるよ。そうなってもおかしくはない」とイタリアメディアに話したロッシだが、その後、転向の話はウワサにすぎず、ファンのイマジネーションをかきたてるためになされたものだと強調した。
「2010年は僕にはヤマハとの契約がある。だから転向は難しいし、それ以上に不可能だろう」というロッシのコメントを、フランスの通信社AFPが伝えている。
「さらに、フェラーリにはサードカーはないし、僕も転向するという決断を下していない」
「今自分のバイクに乗り、ヤマハにいて満足している。再びタイトルを獲得するという目標に向かって、選手権に集中していたいんだ。プライベートテストで僕が速かったから、こういうことになったんだろうけど、プラクティスでただいいタイムを出すことと、レースに出場することは、全く別の問題だ」

 ロッシはラリーへの転向もウワサされている。ラリーには何度か出場しており、一番最近では昨年12月にウェールズ・ラリーGBに参戦した。

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