ロータスF1チームは8日、テクニカルディレクターのジェイムズ・アリソンがチームを離れることを正式に発表した。
チームは、アリソンの離脱に伴い、彼の後任となるテクニカルディレクターにエンジニアディレクターを務めるニック・チェスターを昇格させることを合わせて発表している。
チームプリンシパルのエリック・ブーリエは、チェスターの昇格によってアリソン離脱のダメージを最小限に留めることができると述べた。
「ニックが12年以上にわたってエンストンのチームとともにあったことは誰もが知っている」とブーリエ。
「彼は、すでにこの仕事と来シーズン用のマシン開発に直接携わっている。しばらくは、円滑な移行作業に務めていくことになる」
「こうしてニックの力を活かすことができるのは、エンストンの強さと人材の幅広さを表すものであり、新たなテクニカルディレクターがチーム内の昇進によって生まれたことはエンストンの伝統でもある」
ロータスは、アリソンのこれまでの貢献に敬意の言葉を述べているが、彼の移籍先については一切触れていない。