ロータスF1チームの代表、エリック・ブーリエは、キミ・ライコネンから今季残り2戦を欠場するとの連絡が来たのは発表の直前だったと明かした。代わりのドライバーは改めて発表するということだ。
10日、ライコネンは、昔傷めた背中の完治のために今週手術を行うことになり、アメリカGPとブラジルGPには出場できなくなったと発表した。
ロータスF1チームもこれを認める声明を発表、ライコネンの代わりのドライバーについては「いずれ」明らかにすると述べたと、BBCが伝えた。
チームプリンシパルのブーリエは、ライコネンは土曜の夜に連絡してきて、欠場を告げたと述べている。
チームは8日金曜の日付けで、アメリカGPに向けてのライコネンのプレビューインタビューを発表していた。
ライコネンはチームからサラリーの支払いを受けていないとして、以前からシーズン終盤の欠場を示唆していた。彼はすでに2014年はフェラーリに移籍することを決めている。
ロータスは来季はニコ・ヒュルケンベルグかパストール・マルドナドを起用すると推測されているが、彼らを今季残り2戦で乗せるのは契約上難しいと思われる。そのため、リザーブドライバーで2012年のGP2チャンピオン、ダビデ・バルセッキが抜擢される可能性が高いとみられている。
ロータスは現在コンストラクターズ選手権2位の座をメルセデスおよびフェラーリと共に激しく争っており、ライコネンの離脱はチームにとって大きな打撃となる。