ロータスは、レッドブルが来シーズンにキミ・ライコネンの獲得に乗り出したとしても、特に心配することはないと語っている。
レッドブルは、マレーシアGPでのチームオーダー騒動以来、2014年にチームがセバスチャン・ベッテルのチームメイトを新たに必要とするかもしれないと日増しに噂されている。
ジュニアチームのトロロッソに所属するダニエル・リカルドとジャン−エリック・ベルニュにも昇格の可能性は残されているが、先日、レッドブルのオーナーであるディートリッヒ・マテシッツは、チームが変化をもたらすことを決めた場合は、ライコネンも候補になると語った。
しかし、ロータスのチームオーナーであるジェラール・ロペスは、レッドブルがライコネンへの興味を示していることにそれほど強い懸念はないと述べ、ライコネンがもう一年間、チームに留まるための十分な理由があると語った。
ロペスは、レッドブルとライコネンを奪い合うことになるかと問われ、次のように答えている。
「キミのポジションは、多くのことに基づくものだと考えている。レッドブルがコメントするような状況にはない。彼らは今、手一杯なんだろう」
「我々に関して言えば、キミとの関係は素晴らしく良好だ」
「それに、キミはどんな仮契約にもサインするような男ではない。誰ともだ」
「彼の望むものを我々が与え続けることができれば、どこにも行く理由は見当たらない」
ロペスは、今回のレッドブルのライコネンに対するコメントが、マレーシアの騒動を鎮静化させるための、ひとつの政治的な動きである可能性も捨てきれないと語っている。