ロータスは、次回のバーレーンテストに合わせ、チームプリンシパルを含む新たな組織体制を発表するとみられている。
先日までロータスを率いていたエリック・ブーリエは先月末にレーシングディレクターとしてマクラーレンに加入したことが発表されたため、現在エンストンはチームの共同オーナーであるジェラール・ロペスが指揮している。
しかしチームはブーリエに代わる新たなチームプリンシパルを探しており、マクラーレンのチームプリンシパルを追われたマーティン・ウィットマーシュがその座に収まるのではないかとウワサされていた。
ウィットマーシュのマクラーレン離脱は現時点で正式に発表されていないが、ロン・デニスのグループCEO復帰によってウィットマーシュはすでにチームプリンシパルから外れたものと考えられている。
それ以来、ロータスとウィットマーシュは交渉の場を設けたとみられるが、現時点で合意に至った事実はないとCrash.netは報道。また、ブーリエの後任はウィットマーシュだけではないとも報じている。
ジニー・キャピタルは最近、ロータスの株式約10パーセントをロシアの支援者であるヨタ・デバイセズ・カンパニーに売却することで合意したが、その一方でコスト削減を目的に30人程度のスタッフを解雇したとされている。