ロータスF1チームは20日、パストール・マルドナドを2016年も引き続き起用することを正式に発表した。

 今年でチーム2年目となるマルドナドは2016年もロータスとの契約を有しているが、彼のキャリアはエンストンの買収に動いているフランスの自動車メーカー、ルノーの存在に脅かされていた。

 しかしルノーは、分配金がプラスされる“ヒストリカルステータス”でのコンストラクター復帰に関し、F1のボス、バーニー・エクレストンから前払いを引き出すことができなかったとみられている。
 そのためルノーは、2016年もマルドナドの契約を維持することで、彼のスポンサーであるPDVSAから5000万ドル(約60億円)の財政支援を受けるという。

 また彼らには、残り1年あるマルドナドの契約を買い取るために自ら資金を投じる意志がなかったと考えられている。

 PDVSAからの資金がすぐにチームのもとに渡れば、ロータスが現在抱えている英国歳入税関庁への6月、7月の税金未払い分180万ポンド(約3億4000万円)に加え、その他の負債90万ポンド(約1億7000万円)も清算できるという。

 ロータスの共同オーナーであるジェラール・ロペスは、マルドナドの契約発表に際し、次のように語っている。

「パストールが来年も我々の元に残留することを発表できることは、チームの将来にとってポジティブなことだ」
「パストールは複数年の契約で我々のチームに加わったので、今回の確証は彼に対する信頼の反復である」

 またロペスは、「近い将来、チームについてもさらにポジティブな発表ができることを望んでいる」と語っている。

 一部では、今週末の日本グランプリ前にもルノーのロータス買収が発表されると報じられている。

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