ロータスは、今季残り2戦でキミ・ライコネンの代わりに走らせるドライバーとして経験あるドライバーを起用することを望み、交渉してきたが、合意に至ることができずにいると報じられている。
10日、ライコネンは、昔傷めた背中の完治のために今週手術を行うことになり、アメリカGPとブラジルGPには出場できなくなったと発表した。チームプリンシパルのエリック・ブーリエは、ライコネンは土曜の夜に連絡してきて欠場を告げたと、BBCに対して述べている。
今週末はアメリカGP、来週末はブラジルGPと2戦が間近に迫っているが、ロータスはメルセデスおよびフェラーリとコンストラクターズ選手権2位争いをしており、ライコネンの後任は非常に重要となる。
スペインのEl Confidencialは、ロータスは来季候補であるパストール・マルドナドあるいはニコ・ヒュルケンベルグを乗せるために動いたが、契約上難しく、合意に至っていないと伝えた。
火曜、ヒュルケンベルグが所属するザウバーのスポークスマンは、彼が今季ロータスで走ることはないと述べている。
「ニコは残り2戦、我々のチームで走る」とスポークスマンが断言したとThe Mirrorが報じている。
経験あるドライバーと契約できなければ、ロータスは、リザーブドライバーで2012年のGP2チャンピオンのダビデ・バルセッキを走らせることになりそうだ。