ロータスは、キミ・ライコネン残留の鍵を握る投資家グループへの株式売却交渉が、成立に近づいていることを示唆した。
今年6月、ロータスF1チームのオーナー、ジニー・キャピタルは、同チームの株式35パーセントを投資家グループのインフィニティ・レーシングに売却することを明らかにした。
この契約は、エンストンにおける技術面の進歩を支えるだけでなく、レッドブル移籍に揺れるライコネンの財政保証要求においても大きな後押しとなる。
ジニー・キャピタルの共同創設者であるジェラール・ロペスは、交渉が期待ほど速く進んでこなかったことを明らかにしたが、両者の交渉は、この週末で大きく進展したとみられている。ハンガロリンクにおいて、インフィニティ・レーシングの重要人物とオーナーのロペスが会談を行った。
チーム代表のエリック・ブーリエも、この件が数日中にも成立することを望むと語っている。
「今週末には、すべてが明確にならなければならないと考えている。この契約は、楽観的な将来よりも多くのものを与える」とブーリエ。
また彼は、インフィニティ・レーシングによる財政的な後押しが、ライコネンを留まらせることになるかを問われると、次のように答えた。
「それが主な事ではないが、それも確かなことのひとつだ」