ロータスは、ロメイン・グロージャンのチームメイトに経験のあるドライバーを迎えることができなければ、サードドライバーのダビデ・バルセッキも有力な候補になるとの考えを明かした。
チームボスのエリック・ブーリエは、キミ・ライコネンに代わるグロージャンの新たなチームメイトとして、現在、ザウバーのニコ・ヒュルケンベルグとウイリアムズのパストール・マルドナドを有力な候補に挙げている。
彼は、今季成長をみせているグロージャンのチームメイトには経験のあるドライバーを起用したいと考えているが、長引く後任選びも踏まえ、F1ルーキーのバルセッキを昇格させることも視野に入れている。
「ダビデもリストに載っている」とブーリエは、『Sky Sport』に対して語っている。
「しかし、経験のないドライバーをグリッドに連れて来ることは大きなステップになる。正直、私は(ビタリー・)ペトロフと半ルーキーのグロージャンと、すでにそうしたことを2回やっている」
「ダビデは良いドライバーだし、GP2チャンピオンだからリストに載っているよ。しかし、来年の状況を考えれば、経験あるドライバーの起用を支持することになるだろう」
「ただ、経験のあるドライバーと契約できなければ、ルーキードライバーを起用する戦略をとるだろうし、彼はそのリストのトップにいるよ」