ロータスのチームプリンシパル、エリック・ブーリエは、来季加入するパストール・マルドナドをロメイン・グロージャン同様に助け、より一貫したパフォーマンスを発揮できるように向上させることができると述べた。
先週ロータスは、2014年にグロージャンとマルドナドのペアを走らせることを発表した。
投資者クワンタムとの交渉成立が遅れ、ロータスはニコ・ヒュルケンベルグではなく、多額のスポンサーマネーを持つマルドナドと契約した。
2011年にウイリアムズでF1デビューを果たしたマルドナドは、2012年のスペインGPでポールポジションから初優勝を獲得した。
時にとてつもない速さを見せるマルドナドだが、ミスも多く、安定して好結果を残すことができずにおり、マシンのパフォーマンスが低下した今年は1ポイントしか獲得できず、ドライバーズランキングではチームメイトのルーキー、バルテッリ・ボッタスに敗れた。
しかしロータス代表のブーリエは、チームは今年グロージャンを大きく向上させており、同じようにマルドナドを成長させることもできると語った。
「彼はフレンドリーな男だし、速さがある。F1で1勝を挙げた経験を持ち、しかもそれは運ではなくて実力で勝ち取った勝利だ」とブーリエが述べたとSky Sports F1が伝えた。
「我々がしなければならないのは、彼が集中力を保てるようにすることだ。昨年我々はロメインに関して似たような問題に直面した。彼をコース上の問題に集中させる必要があった」
「チームがそばにいて適切なサポートを与えてやれば、パストールと共にいい仕事ができるはずだ」
「彼に関してはもう少し“微調整”する余地があるだろう。その中で最も重要なことのひとつは、すでに彼に話したことだが、チームがサポートしていることを彼が感じられるようにすることだ」