ロータスのサードドライバー、ダビデ・バルセッキは、現在のロータスのレギュラードライバーたちは非常に強力であり、2014年に自分が昇格するのは極めて難しいだろうと語った。
ライコネンはレッドブル・レーシングの来季の有力候補であり、彼が移籍しロータスのレースシートが空く可能性はあるが、ロータスは今季非常に優れた競争力を見せているため、力のあるドライバーたちの関心が集まるものとみられる。
昨年クラッシュを繰り返したグロージャンは、今年はミスも減り、ここまでで2回表彰台に上っている。
シルバーストンでの若手ドライバーテストの走行を終えたバルセッキは、ロータスのレースシートを獲得するのは簡単ではないと語った。
バルセッキは、昨年GP2でタイトルを獲得、今年ロータスにサードドライバーとして起用された。
「F1は熾烈な世界で、シートを確保するのがとてもむずかしい」とバルセッキ。
「素晴らしいドライバーが大勢いるからね」
「僕らのチームにはキミ・ライコネンがいる。世界最高のドライバーのひとりで、今のベストといえるかもしれない」
「グロージャンはこの前のニュルブルクリンクで素晴らしいレースをし、素晴らしい結果を出した」
「だから僕にとっては(レースシートを獲得するのは)簡単ではないと思う。それでもシーズン終盤には全力を尽くすつもりだ」
「うまくやり、シートをつかむには、少し運が必要だが」