マレーシアGPのフリー走行1回目でブレーキまわりのトラブルに見舞われたロータス・ルノーGPは、トラブルの原因がサスペンションに起因するものだったと示唆している。
2台のR31は、最初にハイドフェルドのマシンがストレートエンドのブレーキングで右フロントタイヤのトラブルに見舞われ、その後ビタリー・ペトロフも同じようなかたちで左フロントタイヤにダメージを負った。ペトロフのトラブルはホイール内部から激しくパーツが飛び散るようなかっこうとなり、コントロールを失ったマシンはスピンしながらグラベルでストップした。
チームはこのトラブルに関して、問題の解決が図られるまではふたりのドライバーを再びコースに戻すことはないと明らかにしていたが、午後のセッション途中から2台はコースに復帰した。
これについて当初トラブルの原因はブレーキに関連するものだと考えられていたが、その後にサスペンションのアップライトに何らかの問題があったとチーム側は示唆したと、F1SAは伝えている。
原因は午後のフリー走行が始まるまでに突き止められ、修復を終えた2台はハイドフェルドが8番手タイム、ペトロフは13番手のタイムを記録している。