グループ・ロータスのCEO、ダニー・バハールが、来季ロータス・ルノーGPにビタリー・ペトロフを残留させたいとの意向を表した。
ルノーF1チームは、来季グループ・ロータスと提携し、ロータス・ルノーGPとしてF1に参戦する。チームはロバート・クビカを走らせることは決定しているが、セカンドドライバーとしてペトロフが契約を延長するかどうかはまだ明らかにされていない。
しかしグループ・ロータスの親会社プロトンはロシア出身のペトロフに魅力を感じているようだ。今年ペトロフはロシアからスポンサーをいくつか持ち込んでいる。マレーシアの通信社Bernamaの報道としてMotorsport.comが伝えたところによると、プロトンは、ルノーF1チームの株式取得によって、ロシアの自動車マーケットとのつながりができ、これはチームの株主であるジニー・キャピタルの技術とともに、同社にとって非常に大きなプラスになるものとみられている。
プロトンは「ジニーは現在有するロシアやその他の国々とのビジネス関係を利用する可能性をプロトンに提供する」と認めている。
またグループ・ロータスのCEO、ダニー・バハールは8日、BBCラジオに対し、ペトロフを起用したいと発言した。
「我々はビタリー・ペトロフを選択したいと考えている」とバハール。
「しかし最終的なラインナップは今年末までに発表できればと思っている」