ロータス・ルノーGPは、2011年型マシンR31は今までのマシンとは大きく異なるコンセプトでデザインしたアグレッシブなマシンであると述べた。

 R31の発表会に際し、テクニカルディレクターのジェイムズ・アリソンは、ニューマシンのデザインアプローチについて次のように説明した。
「“アグレッシブ”とか“イノベーティブ”といった単語が今のF1では非常に流行しているが、我々は、R31に関する限り、そういった形容詞がふさわしいと考えている。このマシンは野心的にデザインされ、レイアウトをひと目見れば、昨年のマシン、そしてこのチームがこれまで作ってきたどのマシンと比べても、全体的なコンセプトが大きく異なることが分かるだろう」

 チームプリンシパルでありマネージングディレクターのエリック・ブーリエは、今年は昨年よりも競争力が向上しているはずだと自信を表した。
「2011年に大きな前進を遂げるため、冬の間に皆がハードワークにあたった。その結果、今年のマシンはR30と比較して新しいパーツを92パーセント以上使用するものとなった。しかし技術的なイノベーションのみがパフォーマンスのカギとなるわけではない。昨年以来我々は組織内部のすべてのプロセスを見直し、全体的な効率性が15パーセント向上した。つまり我々の競争力は、コース上においてもファクトリーにおいても、昨年より向上しているはずだ」

「ジニー・キャピタルとロータス・ルノーGPにとって、2011年シーズンは目的を果たすためのシーズンになる」とチームのチェアマン、ジェラルド・ロペスは述べている。
「我々は現在、チームを100パーセント所有している。常に謙虚さを持ちつつも我々のやり方で物事を進めていくという意志を持って、来るシーズンに立ち向かっていく」
「ロータス・カーズを歓迎する。彼らは我々にとって新たなタイトルスポンサーであり、彼は野心を持って長期的に関与する」
「ルノーとトタルは再び我々と共にこのアドベンチャーに参加することを決めた。彼らの貴重な貢献に感謝する」
「我々の2011年の目標はグリッド最前列に向けて今後も突き進み、わずかなチャンスをもつかみ、ドライバーおよびコンストラクター両選手権において昨シーズンよりもいい結果を出すことだ。我々はこれからのチャレンジに立ち向かう用意が十分にできていると感じている」

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