ロータスの元テクニカルディレクター、ジェイムズ・アリソンが、フェラーリとの契約に合意したことが明らかとなった。
今年5月にアリソンのロータス離脱が発表されて以来、彼の新たな職場が以前勤めていたマラネロになることは広く予想されていた。しかし、正式契約までには、両者の間でクリアしなければならない多くの詳細があったと考えられている。
そうしたなか、英AUTOSPORTは、ここ数週間の激しい交渉の末、最終的な問題が解決され、現在は契約が結ばれた状態にあると伝えた。
アリソンのフェラーリ移籍は、近く発表されるとみられているが、おそらく今週末のハンガリーGPを前にアナウンスされることはないだろう。
また彼は、ロータスとの契約上、“ガーデニング休暇”を過ごす可能性もあり、その場合は来年までフェラーリで働くことができないことになる。
アリソンの正確な役職は定かではないが、テクニカル・ディレクターのパット・フライと並び、シニア・エンジニアリング・ディレクターとして働くことになるとみられる。
フェラーリは、現時点でこの件に関するコメントはしていない。