プレスインフォメーション
2013年4月24日
ラリーのスタードライバーがバルセロナとモナコのレースにゲスト参戦
セバスチャン・ローブがポルシェ・モービル1 スーパーカップに登場
日本. ポルシェAG(本社:ドイツ、シュトゥットガルト 社長:マティアス・ミューラー)が主催し、5月12日にバルセロナで開幕するポルシェ・モービル1 スーパーカップにトップラリードライバードライバーのひとりであるセバスチャン・ローブがゲストドライバーとして参戦します。
ラリーで9度世界チャンピオンに輝いているフランス人ドライバーのローブは、世界13カ国からスーパーカップに参戦するポルシェのスペシャリスト達を相手に、ニュー911 GT3 Cupでカタロニアサーキットを走ります。5月26日にモナコのストリートコースで行われる第2戦でも、彼はポルシェAGのVIPカーのステアリングを握り、グリッドに並びます。
「ポルシェ・モービル1 スーパーカップは私にとって大きな挑戦です。全てのドライバーが同一仕様の車両に乗ることで、レースは混戦を極めた非常に厳しいものになります。確かなテクニックと豊富な経験を持つスーパーカップのドライバー達に立ち向かうのは、私にとって非常に難しいことです。しかし、私はそうした挑戦に魅力を感じています」と、39歳でアルザス出身のセバスチャン・ローブは話しています。彼はWRCで77勝を挙げている、他に類を見ない優秀なラリードライバーです。バルセロナのレースは、ニュー911 GT3(タイプ991)のレース仕様車であるニュー911 GT3 Cup(最高出力:460 PS)にとってデビュー戦になります。トップGTカテゴリーのレーシングカーに近いこのニュー911 GT3 Cupは、7世代目の911をベースにしたモデルであり、2013年はポルシェ・モービル1 スーパーカップでのみ走りを披露します。セバスチャン・ローブは、「このデビュー戦で走る機会をポルシェが与えてくれたことに、私は非常に感激しています」と述べています。
「セバスチャン・ローブのような世界的スタードライバーがゲスト参戦することは、ポルシェ・モービル1 スーパーカップがいかに魅力的であるかの証です。最も成功を収めたドライバーの一人であるローブが出場することを、私達は嬉しく思っています。こうした有名なドライバーと競い合うことは、私達のドライバーに刺激を与えるはずです」と、ポルシェ・モービル1 スーパーカップのマネージャを務めるヨナス・クラウスは述べています。
ニュー911 GT3 Cupの登場以前、セバスチャン・ローブはドライバーおよびチーム監督として、すでに先代モデルで数多くの経験を積んできました。セバスチャン・ローブ レーシングのチームはポルシェ カレラカップ フランスでクラス優勝を果たしただけでなく、総合優勝も獲得しています。このチームは、さらにジェントルマンクラスにおいても勝利を収めました。セバスチャン・ローブ自身も、ポー(フランス)の過酷なストリートサーキットで行われた2レースを制しています。今シーズン、彼のチームはカレラカップ フランスにニュー911 GT3 Cupを5台投入します。彼は、「これらのレースでドライバー達は激しいバトルを繰り広げます。彼らは決してあきらめません。これこそが、私の考える純粋なモータースポーツです」と述べ、ポルシェが開催するレースシリーズを絶賛しています。
ポルシェ・モービル1 スーパーカップに出場するWRCの王者は、セバスチャン・ローブが初めてではありません。以前にも、ビョルン・ワルデガルド、ヴァルター・ロール、アリ・バタネン、スティグ・ブロンクビスト、マッシモ・ビアシオンといった伝説のドライバー達が、911 GT3 Cupで参戦しています。ポルシェ・モービル1 スーパーカップは、20年の歴史を誇るポルシェのフラッグシップシリーズであり、ポルシェ カレラカップ ジャパンをはじめとしたカップカーによるワンメイクシリーズが世界中で熱戦を展開しています。