フォーミュラ・ルノー3.5シリーズのチャンピオン、ロバート・ウィケンスがヴァージン・レーシングからアブダビGPの金曜プラクティスに参加することになった。
チームのタイトルスポンサーであるマルシャのバックアップを受けるウィケンスは、今季チームのリザーブドライバーを務める一方でカーリンからフォーミュラ・ルノー3.5シリーズに参戦。トロロッソのサードドライバー、ジャン-エリック・ベルニュを下しタイトルを獲得していた。
そんなウィケンスは、ヴァージンからアブダビGPの金曜フリー走行1回目を任されることになり、「アブダビのようなトラックで、レースウイークエンドのテストを任されることになって興奮しているよ」と喜びを語る。
「今季はすごく頑張ってきたんだ。マルシャには感謝してもしきれないくらいさ」
アブダビGPの金曜走行では、ウィケンスとともにジェローム・ダンブロシオがステアリングを握る。ウィケンスは今季のフォーミュラ・ルノー3.5シリーズタイトル獲得の“ご褒美”として、ヤングドライバーテストではロータス・ルノーGPのステアリングも握る予定だ。