スーパーGT第7戦オートポリスでGT500クラスの優勝を飾ったPETRONAS TOM'S SC430の中嶋一貴とジェームス・ロシターが、優勝の喜びを語った。
GT500クラス優勝:PETRONAS TOM'S SC430
中嶋一貴
「今日は本当にいいレースになりました。朝の予選はかなりフラストレーションがたまる展開となりましたが、決勝ではそれを取り返すことができました。前半のジェームズはいい仕事をしてくれましたし、ピットストップでは抜いたクルマに前に行かれたりもしましたが、そのあとは前に上がっていくこともできました。2位に上がった時にはトップとの差が広がっていたのですが、周回遅れのマシンがスピンしていたりしたこともあって、そこでうまく前に出ることができました。シーズン半ばから最終戦のもてぎは自信があると言っていましたし、最終戦でのチャンピオン獲得の権利を絶対に残したいと思っていたので、この結果はとてもうれしいです。自力でチャンピオンを獲得する権利もできましたので、もてぎで勝って、チャンピオンを獲りたいです」
ジェームズ・ロシター
「今日はいい結果を残せたし、レースをエンジョイできました。決勝レースに向けたクルマのセットアップも良かったし、とてもアグレッシブに走ることができました。このレースで争うのは楽しいし、僕はこのスーパーGTが大好きです。とにかく今日はカズキがパーフェクトな仕事をしてくれましたね。チャンピオンを獲るためにはこのレースで勝たなければならなかったのですが、勝つことができました。次のもてぎでも今回のレースのように勝って、チャンピオンを獲得したいです」