HP REAL RACINGは14日、フォーミュラ・ニッポン第4戦富士と第5戦のもてぎに中山友貴を起用すると発表した。
2012年のフォーミュラ・ニッポンに金石年弘の1台体制で参戦するHP REAL RACINGは、7月14、15日に富士スピードウェイで開催される第4戦と、8月4、5日にツインリンクもてぎで開催される第5戦に中山友貴をスポットで起用し、現在参戦している金石とともに2台体制で挑むことを明らかにした。
今年25歳になる中山は、フォーミュラチャレンジ・ジャパン初年度の06年に同シリーズ4位の成績を収めてスカラシップを獲得。07年から2年間を全日本F3で過ごすと、09年はスーパーGT500クラスのNAKAJIMA RACINGのドライバーに抜擢。チーム4年目となる今季は、第2戦富士の予選で見事ポールポジションを獲得している。
シリーズ初参戦となる中山の起用を決めたチームは、勢いのある若手ドライバーを起用することで、パフォーマンスのアップとシリーズのさらなる活性化に意欲を見せている。
