トロロッソのカルロス・サインツJr.は、日曜の決勝レースをピットレーンからスタートすることになった。
公式予選で8番手を獲得したサインツJr.だが、彼はQ1セッション中に指示された重量検査の合図を見逃し、規定通りFIAのガレージで検査を受けなかった。
F1のスポーティング・レギュレーションでは、すべての走行セッションの終了後あるいは予選セッション中に無作為に選ばれたマシンは、車両重量の検査を受けるよう義務付けられている。
「ドライバーはQ1セッションで重量検査を指示する赤信号で停止できなかった」と、スチュワードの声明には記されている。
「マシンはFIAのガレージに戻されず、そのまま作業が続けられた」
「FIA F1スポーティング・レギュレーションの第26条1項(iv)に従い、ドライバーはピットレーンからレースをスタートするよう求められる」
サインツJr.は、チーム代表とともにスチュワードに呼ばれた際、「赤信号は自分から見えない場所にあるため、位置を変更すべきだ」と語っている。