2012年F1第3戦中国GPの公式予選Q1は、ザウバーのセルジオ・ペレスがトップタイムを記録した。ザウバーの小林可夢偉は13番手でQ2に進出した。
予選は現地時間14日(土)14時からファーストセッションのQ1がスタート。天候は曇り、気温21度、路面温度は26度を記録した。路面はドライコンディションだ。
20分で争われるQ1では、序盤のタイムアタックでザウバーの可夢偉が上位勢と同じミディアムタイヤでレッドブル、マクラーレン、メルセデスに次ぐ5番手タイムをマークする。トップにはマーク・ウエーバーがつけ、ジェンソン・バトン、ルイス・ハミルトン、ミハエル・シューマッハーがつけ、可夢偉を挟んでニコ・ロズベルグ、セバスチャン・ベッテルとなった。
その後可夢偉は、終盤2回目のアタックに向かわず、他の上位勢とガレージでセッションの行方を見守った。一方、コース上では、フェラーリやロータス勢がソフトタイヤで2回目のアタックを行い、フェルナンド・アロンソが2番手、ロメイン・グロージャンが3番手タイムをマークした。
トップタイムをマークしたのは、可夢偉のチームメイト、ペレスでタイムは1分36秒198。逆にこのQ1で敗退したのは、ケータハム、HRT、マルシャの6台とトロロッソのジャン−エリック・ベルニュとなった。