2012年F1第2戦マレーシアGPの公式予選Q2は、ロータスのキミ・ライコネンがトップタイムを記録した。ザウバーの小林可夢偉は17番手に終わった。
Q1に引き続きドライコンディションで行われたQ2は、セッション終盤にトップ10入りをかけた中団グループの激しいタイムバトルが展開された。
そのなか、可夢偉のチームメイト、セルジオ・ペレスが8番手にジャンプアップを果たすと、最終的に10番手のポジションでQ3に進出に成功。メルセデス勢も最後にニコ・ロズベルグが3番手、ミハエル・シューマッハーも4番手のタイムをマークしてQ2突破を果たした。
一方、好調が伝えられていたウイリアムズのパストール・マルドナドは序盤のコースオフが響き、惜しくも11番手でトップ10入りを逃すかたちに。また、フェラーリのフェリペ・マッサも一時9番手までポジションを上げたものの、最終的には12番手に終わり完全復調とはいかなかった。
可夢偉は最後にアタックをかけるも最終のセクター3で遅れをとりタイム更新ならず、17番手と厳しいポジションでマレーシアの予選を終えることになった。
トップタイムはロータスのライコネンで、2番手にはジェンソン・バトンがつけた。