F1イギリスGPの公式予選Q2は、強まった雨の影響により現在赤旗中断となっている。
Q1に続いて始まった予選Q2は、セッションの合間に降り始めた雨の影響で開始直後から路面はヘビーウエット。そのため、各車はスタートから続々とコースインして計測ラップに移っていったが、時間とともに雨足は強まる一方となり、アクアプレーニングによる度重なるスピンの連続でセッションは6分を残して赤旗が出された。
赤旗中断時点の順位はセルジオ・ペレスがトップで、2番手がルイス・ハミルトン、3番手にニコ・ロズベルグが続き、小林可夢偉も6番手につけている。逆に、スピンを喫したメルセデスのミハエル・シューマッハーは14番手、同じくフェラーリの2台も15、16番手とノックアウトゾーンに位置している。
現地の雨は、予選終了予定時刻の14時になっても依然として強いまま。メディアのインタビューを受けたFIAレースディレクターのチャーリー・ホワイティングは、セッションの再開が15時(日本時間23時)付近になると語っている。
ただサーキットは、グランドスタンドのファンとチームがウェーブで盛り上がっており、ニコ・ロズベルグとロス・ブラウンもその輪に加わった。一方、KERSにトラブルを抱えたと見られるキミ・ライコネンのガレージでは、メカニックが復旧作業にあたっている。