2015年F1第7戦カナダGPの公式予選Q2は、メルセデスAMGのルイス・ハミルトンがトップタイムを記録した。順位結果は以下のとおりとなっている。
予選セカンドラウンドのQ2は15分間。Q1を突破した15台がタイムアタックを行い、上位10台までが最終ラウンドのQ3に進出する。
全車がミディアムタイヤを履いたQ2は、1分14秒台に入れたメルセデスのハミルトンとニコ・ロズベルグが早々とリードを奪うと最後までトップ2の座を守って、難なくQ3進出を決める。
3番手争いは好調ロータスのロマン・グロージャンがフェラーリのキミ・ライコネンを上回り、5番手のバルテリ・ボッタスに続く6番手にも、もう一台のロータスを駆るパストール・マルドナドが入った。
一方、終盤のトップ10をかけた争いは、ダニール・クビアトが最後のアタックで8番手に滑り込み、カルロス・サインツJr.をノックアウト。マックス・フェルスタッペンも12番手と奮わず、トロロッソ勢は2台揃ってQ2敗退となった。
マクラーレン・ホンダのフェルナンド・アロンソは、セッション終盤のラストアタックでベストタイムを記録したものの、最終的にはザウバーのマーカス・エリクソンに次ぐ14番手で、10番手のダニエル・リカルドには0.27秒届かなかった。