2015年F1第2戦マレーシアGPの公式予選Q2は、メルセデスのニコ・ロズベルグがトップタイムを記録した。順位結果は以下のとおりとなっている。

 Q1に続いて行われたセカンドラウンドのQ2は全15台が15分間のタイムアタックを行い、上位10台までが最終ラウンドのQ3に進出する。

 全車ソフトタイヤでスタートしたQ2は、いつ雨が降ってもおかしくない状況のなかセッションがスタート。そのため、各ドライバーたちは雨の降る前に計測ラップを行うべくコースオープンとともに一斉にアタックに向かった。

 その後、ほどなくして雨が降り始めるとサーキットは一気に豪雨に襲われコースはヘビーウエットとなった。そのため、Q2の争いは実質ワンアタックで行われたが、先頭付近でアタックしたセバスチャン・ベッテルやニコ・ロズベルグらは順当に上位タイムを記録していったが、エンジンの始動に遅れたルイス・ハミルトンは8番手とギリギリのポジションでQ3に進出することとなった。

 一方、ロズベルグの後ろを走るマーカス・エリクソンの後方でアタックをかけたキミ・ライコネンは最後までザウバーを抜きあぐね、10番手で初のQ3進出を果たしたエリクソンの後ろ11番手に終わり、ここでノックアウトとなってしまった。

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