アメリカGPで2位表彰台を獲得したロメイン・グロージャンは、今やF1でもトップ4に数えられるドライバーのひとりだと、チームボスのエリック・ブーリエは考えている。
週末のアメリカGPで王者レッドブルの一角を崩し、キャリアベストタイの2位フィニッシュを果たしたグロージャンは、シーズン終盤の5戦で4度目の表彰台を獲得するなど、いまやトップ争いの常連を演じている。
チームボスのブーリエも、グロージャンがシーズン後半戦で見せているスピードは、エンストンのチームが真のスーパースターを手に入れたことに疑いはないと確信している。
「ロメインがすごく速いことは分かっていた。実際に速いこともだが、彼のマシンが速すぎることがあったこともね」とブーリエは、彼がキャリア初期に起こしたアクシデントにも触れ、そう述べている。
「家族という完全性を手にしたことで、さらなるレベルに到達することができたと思うし、すごく良いドライバーになり始めている。今ならトップ3か4に数えることができると思うよ」
またブーリエは、キミ・ライコネンの離脱が結果的にグロージャンをチームリーダーに成長させることにもなったと語っている。