3日、世界中の歴史あるレーシングカーが一堂に会するイベント『グッドウッド・フェスティバル・オブ・スピード』が開幕。ブルーノ・セナが叔父アイルトンのマクラーレンを駆るなど、今年も注目の走行が見られている。
初日最大の注目とも言えたブルーノ・セナのドライブ。叔父が初めてワールドチャンピオンを獲得した1988年のマクラーレン・ホンダMP4/4にふたたびブラジルカラーのヘルメットが収まった。このMP4/4は、本人の希望もあり、ルイス・ハミルトンもドライブする予定だ。
また、スターリング・モス駆るメルセデスW196など黎明期のF1を忍ばせる名車の走行もあれば、1990年に1シーズンだけで姿を消したW12エンジン搭載のライフ190(スーパーGT、Fニッポンでおなじみのリカルド・ディビラが設計に携わった)など、マニアにはたまらないマシンも。
また、日本におなじみのところでは1972年の日本グランプリに参戦したジョン・サーティースのTS10の姿も(詳しくは『日本の名レース100選 Vol.045』参照)。今回のイベントにはF1ドライバーも多数参戦、佐藤琢磨もカンナムカーを駆って登場する予定だ。