WTCC世界ツーリングカー選手権日本ラウンドの鈴鹿に、ホンダ・レーシング・チームJASからスポット参戦した伊沢拓也は、表彰台を実現できなくて少しがっかりしているが自身のキャリアにはプラスになったと、初のWTCCを振り返った。

 両レースともに15番手からスタートをきった伊沢は、最初のレース1で序盤から激しいバトルを展開。終盤にはポジションを挽回する走りをみせて初のWTCC決勝を12位でフィニッシュした。
 また、続くスタンディングスタートのレース2では、スタート直後の混乱で一旦は18番手まで順位を落としたが、レース中盤には15番手までポジションをアップする走りを見せた。最終的には、19周目にマシントラブルでピットに戻ることを余儀なくされたが、普段のスーパーGTとはマシンもレースのタイプも異なるWTCCで貴重な経験を積んだようだ。

「今回初めてWTCCに参加させていただき、ホンダと関係者の皆さんにとても感謝しています」と伊沢。

「今日は十分にチャンスがあったと思っていますが、表彰台を実現することができなかったので、少しがっかりしています。しかし、このすばらしい機会を得て、私のキャリアにとってプラスになったと思いますし、自信も深まりました。国際的なチームと仕事をするのはとても勉強になりました」

「WTCCは格闘技のように激しいレースだということが理解できましたし、楽しめました」

 ホンダの堀内大資WTCC開発プロジェクトリーダーもレースの結果については、「4人のドライバーはそれぞれとてもがんばってくれましたが、ほんの少しの出来事で、結果の差が出ただけだと思っています」と、コメントしている。

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