2015年からパワーユニットサプライヤーとしてホンダがF1に復帰する。このビッグニュースは、日本のファンに様々な期待を抱かせてくれているが、その中でもやはり一番気になるのは、日本人ドライバー起用の可能性だろう。今季ホンダの“エース”と呼ばれ、ここまで相応の活躍を見せている注目のドライバー、伊沢拓也が本誌「auto sport(No.1360)」の独占インタビューで、ホンダF1についてその想いを語っている。

 2015年からマクラーレンにパワーユニットを供給するホンダは、復帰シーズンの15年か翌2016年にはマクラーレン以外のチームにもパワーユニットの供給を検討しているとされている。彼らは先日、日本のメディア向けに行われたF1参戦取材会で、「日本人に乗って欲しい希望は持っている」と、同社モータースポーツ部部長の佐藤英夫氏が語っており、ホンダが複数チームへの供給を行うことになれば、国内の日本人ドライバーにも大きな可能性が生まれることになる。

 そうしたなか、今季国内最高峰のスーパーGTとスーパーフォーミュラでホンダ陣営の期待を一身に背負っている男がいる。伊沢拓也だ。ミドルフォーミュラ時代からホンダのドライバーとして育ってきた彼は、昨年のフォーミュラ・ニッポンで開幕戦PPや初優勝とその才能を一気に開花。迎えた今季は、スーパーGTでホンダのワークスカーとも言えるRAYBRIG HSV-010をドライブ。新たに移籍してきた小暮卓史とのダブルエース体制で悲願のタイトルを目指している。

 7月5日(金)発売のオートスポーツ最新号(No.1360)では、その伊沢が国内でのこれまでの成長ぶりに加えて、ホンダのF1復帰とそれに対する自身の可能性、そしてホンダ系ドライバーの間で今起きている変化について語っている。彼は、「ワークスとか、エースとか僕は興味ないです」と、終始その姿勢を貫いているが、一方で青山(ホンダ本社)の人々からの期待の変化を感じ取っていると言い、「チャンスをつかみたいという気持ちはある」と語る。「みんなといろいろ話をするんですけど、そういえばF1の話だけは面と向かってしませんね」と、同じホンダを駆るライバルたちの心境の変化を明かす場面も、ファンにとっては興味深い内容となっている。

 スーパーGTとスーパーフォーミュラの今季開幕戦でそれぞれ優勝し、今季のダブルタイトル獲得をも視野に入れる伊沢のホンダF1像とその先に見据える彼自身の展望とは。インタビューでは、チームメイト小暮との関係やSFのチャンピオン獲りへの想いについても語られている。

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