ユーロノバの佐藤公哉は、AUTO GP最終戦のレース1を4位で終え、ランキングのポジションをひとつ落とす結果となった。
今季最終戦の舞台、チェコのブルノにランキング2位で臨んだ佐藤は金曜日の予選で8番手に沈んだものの、5日に行われたレース1では、早めのピット戦略で順位を上げるなどし、最終的には4位でフィニッシュした。
しかし、予選でポールポジションを獲得したランキング首位のビットリオ・ギレッリ(スーパーノバ)が2位でフィニッシュ。さらに、3番手スタートを決めて、今季5勝目を挙げたナレイン・カーティケヤン(スーパーノバ)が佐藤を総合で3ポイント上回り、ランキング2位に浮上することとなった。
佐藤はこれで首位ギレッリに18ポイント差となったが、数字上は逆転チャンピオンの可能性を残している。なお、チームメイトの黒田吉隆は11位だった。