今シーズンはAUTO GPでシリーズランキング2位を獲得した佐藤公哉が、スペインのモーターランド・アラゴンで行われているフォーミュラ・ルノー3.5の合同テストに21日から参加することが分かった。
フォーミュラ・ルノー3.5は、これまで数多くのF1ドライバーを輩出しており、来季マクラーレンのシートを獲得したケビン・マグヌッセンが今シーズンのチャンピオンを獲得している。
佐藤は、20~22日の日程で行われている同シリーズの合同テストで、21日にロータス、22日にポンスでそれぞれドライブすることになるという。佐藤は今季を振り返るとともに、来季の展望について次のように語っている。
「2013年シーズンのAUTO GPでは、残念ながらチャンピオンを逃すシリーズ2位に留まりました。しかし、シーズン最多勝タイの5勝を飾れて自信になりましたし、そのAUTO GPでの好成績もありザウバーF1チームで2度テストドライバーに起用されました」と佐藤。
「現在、僕と僕のマネジメントチームは、2014年シーズンのレース活動に向けて着々と前進しています。そのステップのひとつとしてこの度、F1直下の激戦シリーズであるワールド・シリーズ・バイ・フォーミュラ・ルノー3.5の公式合同テストに参加します」
「このテスト参加は、F1チームから僕のマネジメントチームに寄せられたアドバイスに基づくものですが、近い将来のF1リザーブ/テストドライバー就任はもちろん、F1レギュラードライバー就任も見据えています。日本国内のファンの皆さま、メディアの皆さま、そして僕を支援してくださる皆さまのご期待に応え、できるだけ早い時期に2014年シーズンのレース活動に関してご報告したいと思います。今後ともご支援とご協力のほど、よろしくお願い申し上げます」