AUTO GPで活躍する佐藤公哉が、7月17日~19日に予定されている若手ドライバーテストでF1マシンをドライブする可能性が浮上している。
佐藤は今シーズン、ヨーロッパのビッグフォーミュラシリーズであるAUTO GPに参戦し、ここまで3勝を挙げてドライバーズランキングトップに立っている。
motorsport.comが『Blic』紙の報道として伝えたところによると、佐藤はシルバーストンで行われる7月の若手ドライバーテストにおいてザウバーC32をドライブする契約をチーム側と結んだということだ。佐藤のスポンサーが、C32をドライブするため1日あたり25万ユーロ(約3200万円)を支払うのだという。
ザウバーは、ここのところの資金難が囁かれており、ニコ・ヒュルケンベルグへの給与の支払いも遅延。ヒュルケンベルグは、チーム代表のモニシャ・カルテンボーンが「解決に取り組んでいる」と語った。
ザウバーは、ロシアの天然ガス企業『ガスプロム』と交渉を持ったり、スイス政府からの支援も視野に入れるなど、様々な方面からの資金調達を画策しているようだ。