昨年F1マシンのテスト中にけがを負ったマリア・デ・ビロタが、スペイン・セビリアのホテルで亡くなっているのが発見された。享年33だった。
マルシャのテストドライバーを務めていたデ・ビロタは昨年7月、直線テストの走行を終えた後にチームのトランスポーターの後部にクラッシュし、重傷を負った。
この事故により右目を失ったデ・ビロタだが、目の怪我以外は順調に回復。車の運転も許可されるまでになり、レースやテストの安全性向上につながる活動を行っていきたいと語っていた。
現在のところ、死因などは明らかになっていない。
デ・ビロタのFacebookには、彼女の家族によって以下のメッセージが掲載されている。
「親愛なる皆様へ。マリアは私たちのもとを離れました。彼女は天使のように天国へ行かなくてはならなかったのです。彼女と私たちに特別な1年半を与えてくださった神に感謝しています」