2010年の各グランプリにおいて、経験を持った元F1ドライバーたちが、スチュワードグループの一員に加わることになった。
11日、モナコで行われたFIA世界モータースポーツ評議会の会合の後、FIAは以下のような声明を発表している。
「F1スチュワードの常任グループを縮小し、経験ある元F1ドライバーたちを加える。3人のFIAスチュワードによる常任委員会と国内スポーツ機関を代表するスチュワードひとりが各グランプリのF1に対応する」
「今後は無議決権議長は存在せず、スチュワード各グループが各レースにおいて自身の議長を選出する」
「彼らはビデオおよび無線交信を利用して効率的に決定を下すことを目指す。F1スチュワードのための現在のオブザーバープログラムは継続される。また、常任グループにおける決定の質を向上させるため、トレーニング、決定の配布、年次会合が推奨される」