ルノーやロータスなどでF1をドライブしたビタリー・ペトロフが、ラリークロス・スーパーカーのプジョー208をドライブ。2016年の世界ラリークロス選手権参戦を目指しているようだ。

 2010年にルノーからF1デビューを果たしロシア人初のF1ドライバーとなったペトロフ。2012年にケータハムから参戦した後はF1を離れ、2014年にメルセデスからDTMに参戦。シリーズ23位と振るわず今季はシートを喪失していた。

 先週末イタリアで世界ラリークロス選手権が開催された次の日にペトロフはラリークロス・スーパーカーのプジョー208をテストドライブ。

「そのうち来年僕が何をするのか決定するつもりだ。このテストは来年のためのオプションなんだ。すでに来季に向けていろいろなチームと話し合いをスタートしていて、答えを待っている状態だ」

「ラリークロスのシーズン終了まで待つ必要があると考えているし、終われば話し合いを引き続きしていくつもりさ」とペトロフ。

「レースは本当にクールで、ドライバー同士のバトルが多く見ることができる。観客にとっても非常に面白いし、週末を楽しめると思う。クルマもとても速いし、ドライバーたちも非常にコンペティティブなんだ。世界ラリーのチャンピオンのような良いドライバーがたくさんいるよ。だから結果を得るには本当にいいクルマとチームが必要だね」

「自分のキャリアをスタートした10年前は、氷上や草、アスファルトなどで多くの時間を費やしたよ。クルマを運転する方法は多かれ少なかれ知っているし、いい経験になっている。ラリークロスのクルマは非常にパワーもあるし、それをドライブするのはとても楽しみだね。ラリークロスカーのような四輪駆動で大きなエンジンを持つクルマは初めてなんだ」とラリークロスへの興味を語る

 ペトロフをテストしたアルバテック・レーシングの代表であるアンディ・スコットは31歳になるペトロフのパフォーマンスにとても満足しているようだ。

「ビタリーはラリークロスでも安定した速さを見せていて、一日を通してラップライムも良くなっていた。プロフェッショナルなドライバーを起用する時に気づいたことは、チームにとって大きなメリットになるということだ」

「ビタリーは我々のクルマをドライブした3番目のF1ドライバーだよ。とてもいいドライバー以外はF1をドライブすることはできないからね」

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