全日本F3協会は、今季の全日本F3チャンピオンに輝いた関口雄飛が、ヨーロッパのフォーミュラ・ルノー3.5シリーズのテストに参加すると発表した。
このテストは、ルノースポールが全日本F3協会に対して、シリーズチャンピオンをフォーミュラ・ルノー3.5のテストに招待するという形で行われるもので、今季途中参戦ながら全日本F3最終戦で逆転タイトルを手にした関口が参加することになった。
フォーミュラ・ルノー3.5シリーズは、ヨーロッパ各国を転戦するフォーミュラ・シリーズで、2005年にスタート。今季シリーズには、現HRT F1のダニエル・リカルドやトロロッソのリザーブドライバーで知られるジャン-エリック・ベルニュ、ヴァージンのリザーブを務めるロバート・ウィッキンスらF1の次代を担う若手ドライバーが多数参戦。今季はウィッキンスがタイトルを手にしている。
関口が参加するテストは、11月28日(月)にスペインのモーターランド・アラゴンで行われる予定だ。
以下は、ルノー・スポールからのメッセージ(一部抜粋)
「2011年モーターシーズンはもうすぐ終了し、それぞれのシリーズ・チャンピンが決定します」
「ルノースポーツは、2011年11月28日Motorland Aragon(スペイン)でのフォーミュラ・ルノー3.5シリーズ・テスト・セッションに、2011年Japan フォーミュラ3チャンピオンシップの優勝者(あるいはランキング上位ドライバー)を喜んでお迎えさせていただくことをお知らせいたします」
「ルノースポーツは、現在弊社が主催する国際的チャンピオンシップに参加しているプロチーム内での無料の半日テストを、貴シリーズの卒業生に提供できることを大変嬉しく思います」
「是非、この機会が参加ドライバーにとって有意義なものになることを願っております」