全日本F3選手権第6・7戦
予選上位ドライバーコメント

■第6戦予選:PP
 第7戦予選:2位
勝田貴元
(PETRONAS TEAM TOM'S/Car.No37/PETRONAS TOM'S F312/TOYOTA TOM'S TAZ31)
「久しぶりにポールポジションを獲れてうれしい気持ちもありますが、タイム自体はもう少し縮められたかなと思っています。ミスもあったし、区間ベストをつないだタイムはもっと良かったです。1回目と2回目では路面コンディションが全然違っていました。昨日は練習時間がいつもより長かったのですが、路面状況がすぐに変わる、大きくタイムが左右されるということもその練習で分かって、ドライビングをどう対応させていけばいいかを昨日のうちに考えることができていたのですが、予選2回目に関しては他のクルマに引っかかってしまって。クリアラップが1回もとれずにストレスがたまるセッションでした。でも今日の決勝はトップからスタートできるので、気持ちを切り替えて臨みたいと思います」

■第6戦予選:2位
 第7戦予選:PP
中山雄一
(PETRONASTEAMTOM'S/Car.No36/PETRONASTOM'SF312/TOYOTATOM'STAZ31)
「アタックの2周目に、セクター2までは自己ベストを更新していたのですが、そこでコースアウトしてしまいました。3周目にはもうタイヤのおいしいところが終わってしまっていて、結果、アタック1周目がベストタイムとなってしまいました。予選2回目の方が路面温度が上がったからなのか、全然グリップしませんでしたね。アタック2周とも他のクルマに引っかかってしまったのですが、それがなくてもコンマ1秒か2秒ぐらいしか変わらなかったと思います。昨日の練習でも、午後のセッションでは路面がどんどん悪くなってしまいました。同じコンディションの中でセットアップを進めることができなかったので、今日はぶっつけ本番の気持ちで臨みましたが、そういう中でポールポジションを獲れてホッとしています」

■第6戦予選:3位
 第7戦予選:4位
野尻智紀
(TODA RACING/Car.No2/TODA FIGHTEX/TODA TR-F301)
「昨日の様子からすれば、この結果は上出来かなとは思います。ただ、ここは去年僕が勝っている得意なコースのひとつだし、いいクルマの状態を知っているので、まだまだ詰めるところがあるなと感じています。決勝で試すのはリスクがありますが、まだまだクルマを良くしていく要素はありますね。それに、僕も完璧なアタックというわけではなかったので、僕とクルマと、両方の面で決勝に向けてもっと詰めていけたらいいと思います。予選の1回目と2回目でびっくりするぐらいコンディションが違って、高速コーナーではみんなふらふらしているような状態でした。それが2回目にタイムが落ちた原因だと思います。昨日の最後の方でもタイムが出ませんでしたが、あの状況に近づいたという感じがありましたね」

■第6戦予選:4位
 第7戦予選:3位
松下信治
(HFDP RACING/Car.No7/HFDP RACING F312/HONDA MF204D)
「岡山では初めてレースをしますが、3.7㎞と短いので、ひとつのミスがすごくタイムに影響するなと感じていました。昨日は練習時間も長かったので、予選と決勝に向けていろんなことを試せましたね。予選の1回目は1周目にタイムが出たのですが、2周目にはもうタイヤの状況が変化してしまった印象がありました。2回目に向けて内圧などを調整して、タイムを上げられるようにはしていたので更新する要素はあったのですが、ミスをしてしまって結局1周目のタイムがベストになりました。1回目と2回目でコンディションがガラッと変わりましたが、決勝のように長い距離を走り続けたらどう変化するかはまだわからないですし、タイムをキープできるようなセッティングで臨みたいと思います」

■第6戦予選:7位(N-1位)
 第7戦予選:7位(N-1位)
高星明誠 F3-N クラス
(NDDP RACING/Car.No23/S Road NDDP F3/トヨタトムス3S-GE)
「昨日クラッシュしてしまって、練習走行の時間を削ってしまった自分のミスなのですが、最終的にセッティングが、あと少し煮詰めきれていないという感じです。それでもポールポジションを獲る自信はあって、あとは2番手との差をどれくらい広げられるかだと思っていました。もう少し引き離せたかなという気持ちもありますし、時間もまだあるので決勝に向けてもう少しセッティングを進めていかないと、と思います。予選の2回目はタイムが落ちてしまいましたが、路面コンディションがガラッと変わってしまって、なんだか路面がヌルヌルしていたように感じました」

■第6戦予選:8位(N-2位)
 第7戦予選:9位(N-3位)
小河諒 F3-Nクラス
(TOCHIGI Le Beausset Motorsports/Car.No62/Le Beausset F308/TOYOTA TOM'S 3S-GE)
「まずは、このF3という場に来られたことに感謝しながら走っていました。すべてが初めての経験で、10分間の予選というのがどういう風に進んでいくのかもわからなかったし、1回目は自分なりにアジャストできて、手探りの中ではベストの走りができたのではないかなと思います。ただ、その1回目で勉強できたことを2回目の予選で活かせなかったことがすごく悔しいです。タイムを上げられなかったこともそうですが、自分で納得できる走りができなかったのがすごく悔しいですね。でも僕は今回が初めての参戦で、1周1周レベルアップしているので、決勝ではもっともっとスキルアップできているはずなので、悲観せずに着実にひとつずつ前を狙っていきたいと思います」

■第6戦予選:9位(N-3位)
 第7戦予選:8位(N-2位)
ナニン・インドラ・パユーング F3-Nクラス
(TOM'S SPIRIT/Car.No38/PTT SPIRIT F307/ TOYOTA TOM'S 3S-GE)
「昨日の練習走行を終えた後に、大きくセッティングを変更しました。その感触を確かめる時間もなくいきなり予選が始まるので、まずは変更したマシンの感覚を確認して、そこから自分のアタックをかけていくというのは、10分という短い時間ではやりきれず、1回目の予選では100%のアタックができませんでした。ただ、2回目に入るまでの10分のインターバルで、頭の中をしっかりと整理してドライビングを変えたところ、いいアタックができました。高星選手や小河選手が予選の2回目でタイムを落としてしまっていますが、僕のタイムが上がったのはドライビングを変えたことがすごく大きかったのだと思います」

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