ロータス代表のエリック・ブーリエは、出場停止処分を受けたロメイン・グロージャンについて、今シーズンの失敗から多くを学んでくれることを期待していると語った。
グロージャンは、F1ベルギーGPで発生した多重クラッッシュの引き金をつくったとして、スチュワードから1レースの出場停止と5万ユーロ(約493万円)の罰金を言い渡された。
これについてブーリエは、彼への処分が“厳しすぎる”と考えているが、彼が将来のためにも今の姿から変わる必要があることを理解していると述べた。
今回の処分がグロージャン自身を見つめ直すいい機会になることを、彼自身は理解しているかと問われたブーリエは、次のように答えている。
「私としてはイエスとしか言いようがない。それを望んでいる」
「当然、今回のペナルティは彼が何を冒したかについて理解させるものだ。だから、この処分は彼が今後さらにうまく振る舞うことができる助けになるはずだ。私はそれで十分だと思っている」
ブーリエは、今季のグロージャンが7度のアクシデントに遭遇しているとしながらも、すべて彼に責任があるものではないと主張。しかし、そうした誤ったポジションにいることは事実だと認めており、今後アクシデントに遭わないよう、彼と話し合うと語っている。
ブーリエは、グロージャンがイタリアGPに出走こそしないものの、チームには帯同させたいと考えている。